2012年8月2日木曜日

汚れた心 Coracoes sujos を観ました

以前の記事でも書きましたが、現在、渋谷のユーロスペースで「汚れた心」 原作 Corecoes Sujos が上映されています。
http://www.kegaretakokoro.com/

ブラジルで出版されたCoracoes Sujos は、まだ半分くらいまでしか読めてませんが ^^;

出演する俳優さんたちはほとんどが日本の俳優さんで、豪華ですね。

ブラジルにある日本の植民地で起こった話なので、ストーリーのほとんどが日本語です。

ブラジル映画なのに、日本語字幕があまりない、というのは不思議です。

内容は、非常に引き込まれるものがありました。

戦争を体験していない世代なので、さまざまな記録や制作物からしか戦争のことを知ることができません。

今まで知ったほとんどは、日本を舞台に語られるものでした。

この映画は、日本でありながら日本ではない、日本から遠く離れた地で起こった悲惨な出来事でした。

人々の日本に対する思いがゆがんだ形で現れ、多くの人の人生を変えていきました。

日本移民の本は日本でも研究され、出版されていますが、

戦後にブラジルで起こった「勝ち組・負け組」抗争は、日系社会でタブーとされてきたためか、日系ではない人の手で本が書かれました。

ある日系の人に

「なぜ、この本が日系人によって書かれなかったのでしょうか?」

と尋ねると、逆に驚かれました。

「そういえば、そうだ」と。