2011年12月26日月曜日

Corações Sujos を読んでいます

こんにちは、アオヤギ事務所です。

ブラジルで出版された本 Corações Sujos コラソォンエス・スージョス。

直訳すると、「汚れた心」という意味です。
オフィシャルページを見てみると、「国賊」という意味で使われているようです。http://www.coracoessujos.com.br/
この本はブラジルで2000年に出版され、今年2011年に映画化されてブラジルで公開されました。
日本の俳優人も出演しています。常盤貴子さんや伊原剛志さん、奥田瑛二さんなど、豪華です。

内容は、実際にブラジルの日系移民の間にあった話が元になっています。
なんせ、ポルトガル語なもんで、まだ50ページほどしか読んでいませんが、とても惹きつけられる内容です。
日本が戦争に負けた後、遠いブラジルでは日本が勝ったと信じる日系人が多くいました。
反対に、正確な情報として負けたと主張する人もいました。
犠牲者も出した、負け組み対勝ち組の抗争が描かれています。

私の周りの戦争時代に生まれ育っていない日系ブラジル人の友人らは、日系移民の間にこのような事件が会ったことを全く知りませんでした。
日系社会ではタブー視されている歴史で、非日系のブラジル人ジャーナリストが取材して描いています。今まで私が読んだ日系移民の苦労を伴う実話などとは少し異なった視点で描かれています。少し引いた目線で描かれているように感じました。

今は情報があふれた時代。でも、緊急事態になったときに、人は何を信じていいのか分からなくなります。今年あった原発事故では、政府の情報を信じていいのか、分からなくなる状況がありました。
時代は変わっても、情報があふれていても、それが正しい情報かどうかという確信もてなければ、どのように行動をとればよいのか・・・考えながら読んでます。

まだ、日本語訳は出版されていません。もし、出版されたら、ポルトガル語版を読まなくなりそうです。
でも、いつか日本語版が出版されるだろうか。

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